2018年03月08日
読書「楽園のカンヴァス」
原田マハ著「楽園のカンヴァス」

以前紹介した「奇跡の人」から こちらも読んでみました。
「奇跡の人」もかなり面白かったのですが
ここ最近の面白い本ナンバー3に入ります。
とにかく、興味深くて 先を読みたくて
寝る間も惜しんで、あっという間に読了しました。
話の内容は「絵画」の調査。
巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した「夢をみた」。
持ち主は正しく真贋判定するために
ニューヨーク近代美術館MoMAのキュレーターと
日本人研究者に依頼をする。
果たして、その判定によって
その絵の権利を譲るというが、軍配はどちらに…?
著者は当時MoMAのキュレーターとして勤務していた経歴があり
その内容は、実にリアリティーがある。
有名な絵画が多く登場するのも魅力的で
その絵画に隠された画家の苦悩や想いが伝わり
絵画や美術館好きな人には、本当に興味深く読めると思う。
本当に面白い!
オススメです
