2014年05月18日
後輩から先輩に。
娘が部活から帰ってきた。
態度をみると「何かあった」というのがすぐに分かる。
「どうした?」と聞くと
「後輩がムカツクー」と言う。
「態度も悪いし、全然言うことをきかんー」と。
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なんでも、部活の応援歌を 娘ともうひとりの2年生で
指導をしていたそう。
遠く離れたところに後輩たちを立たせ
応援歌を歌ってもらって、大きな声で歌えたらOKを出す。
ところが、何度やっても声が小さい。
そこで娘が「もっと大きな声出せるよ! もう1回!」と言ったとき
ひとりの1年生が
「だったら○○○先輩、見本を見せてください。」と言いニヤリと笑ったそうです。
娘は「カチン」ときて怒りの表情。
もうひとりの2年生まで「やってみてー」と1年生に加担。
追いつめられた娘は「なんで1人で歌わんといかん?
だったら私が歌ったら1人で歌うの?」とバトル勃発。
その後、加担した同級生とも「なんであんなこと言うの!」と言い合いに。
最終的に、先生も巻き込み…なんとか一件落着。
でも、娘の気持ちは収まらない。

「そういえば、1年生のとき 応援歌の練習で
先輩たちに何度も何度もやり直しされて ○○○泣いてたよね。」と私が言うと
「なんで知ってる?」と娘。
「あの時どう思った? 嫌いな先輩とかいなかった?」と聞くと
「いた。」と。
「その時の気持ちになって考えてみな?○○○の言い方はどうだった?」
娘は、しばらく考え込んでいた。
「…でも○○○悪くないもん。」と。
「先輩という立場になって、いろいろ勉強になるね!」というと
「…うん、まぁね。」と。
部活は、初めて「上下関係」を学ぶところ。
後輩という立場から、先輩へ。
娘のココロの葛藤や成長が とても楽しい
