2017年02月09日
おひなさま事情。
天気の良かった昨日「お雛様」を出しました。
今年は、早くから出すことができました。

お内裏様とお雛様だけのシンプルなタイプです。
決して、大変ではなく あっという間に飾り終わります。
それでも、「優先順位」が下がっているのか
ここ数年は、2~3日前にあわてて出すとか
下手したら、ひな祭りに合わせて
当日だけ出していた年もあったように思います…。
最近では「人形が売れない時代」とよく聞きます。
人形が売れないということは、「ひな祭り」というイベントに付随する
いろいろなものも売れなくなっていきます。
お供えのひし餅とか、初節句を祝うお赤飯とか。
どちらかというと、お母さんも子どもも
ひな祭りよりも「バレンタインデー」の方に
費用も、労力もかけている気がします。
わたしが子どもの頃は、決して大きな家ではなかったけど
お雛様と言ったら7段飾りの大きなものを組み立てて
一大イベント的な「お楽しみ行事」だったように思います。

(この頃からふざけた写真しかありません)
居住空間に合わせて、ひな人形も「簡素化」「コンパクト化」にしていますが
小さく、お手軽にすれば 出すのかと言うと 実はそうではなくて
小さくしたって、「必要性」を感じなければ出さなくなる。
すればするほど、「お雛様」の価値観が薄れて、逆効果な気がします。
今でこそ、そんな風に貴重に感じるけど
小さい頃は、お人形のリアルな顔がこわくて
夜、ひな人形の並ぶ部屋には ひとりでいけなかったなぁ〜

