2016年07月16日
高校選び「誰のための高校」か?
娘が高校生になって1学期が終わろうとしています。
先日、初めての「保護者会」がありました。
こんなに嬉しかった保護者会は、過去になかったでしょう(笑)
というのも、選んだ高校が
とても「合っていた」ということだと思うんです。
…………………………
当時、娘が中学生の頃は
「私立は(学費が高いから)入れてあげられないから公立から選ぶこと。」
と、まるで決まり事のように娘に言っていました。
娘ももちろん、そのつもりでいたんですが
3年生の受験が近づくにつれて、三者面談での「志望校」が
どんどん落とされていきます。
娘の内申では、公立は選ぶところがほとんどなかったのですが
たぶん怖がらせているだけで「何とかなるだろう」と思っていました。
本当に「受験」は、人生の最初の岐路だけあって
娘もわたしも、かなり神経をすり減らしました。
最終的に、本当に公立高校で入れそうなところがなく
試験で合格する実力もない…ということから
ようやく「私立」を視野に入れて探すようになりました。
女子校だけはぜったいにイヤ!! という娘。
ですが、私立の推薦1本にしたんです。
しかも女子校(笑)
…………………………
結果的に、この「選択」がとても良かったんです。
もし仮に、公立高校を受験してなんとか受かったとしても
きっとギリギリ。
授業についていくのが精一杯→結果が出ない→楽しくない
→楽しいことを探し出す→勉強しなくなる…
という景色が見えてきます。
正直、わたしの高校生活がそうだったかも知れません。
娘は、同じくらいのレベルの子たちの集う私立で
中間テストでクラス6位という驚異の結果を出し、
「やればできる!」「楽しい!」と初めて勉強の楽しさを知りました。
授業中も、積極的に手を挙げ
言わなくても、課題やテスト勉強を積極的にするようになりました。
一学期の成績表も保護者会で拝見しましたがかなり良いものでした。
(今までが今までだっただけに、感動もひとしおです)
イヤだと思っていた「女子校」も快適なところだったと知り
本当に充実した毎日を送っています。
この高校に入学して本当に良かった!と娘も言っています。
また、わたしの思い込みの「私立高校」とは全然違い
むしろ「公立高校」にはない、ひとりひとりを尊重した
教員たちの愛ある精神をとても感じています。
…………………………
振り返れば
「公立しかダメ!」は、娘のことを考えて発した言葉ではなく
自分が「高い学費を払いたくない」という
自分都合の考え方でしかなかったのだなぁと思います。
それと、「私立は高い」というのも実は「思い込み」で
実際は、私立高校に対して、国からたくさんの補助があります。
場合によっては、公立高校と変わらないぐらいになることもあります。
そんなことを、いつかブログに書きたいと思い
今回の投稿に至りました
話は変わって…
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記念に一冊いかが。
いつも楽しみに拝読させていただいております。
我が家には今年受験生の娘がおりますので考え深い内容でした。
私が高校を受験した時には行きたい高校より入れる高校で安易に決めてしまいましたので娘にはしっかりと自分の進みたい道、将来やりたい事を考えて決めるように選択させた結果、県外の私立高校受験を決めました。費用などの心配もありますが子供が楽しい高校生活を送れる事が一番だと思います。
コメントをありがとうございます。
今年受験なんですね!
娘さんには「進みたい道」があるんですね、そしてそれを受け入れてくれたご両親がいるということはとても有り難いですね。
「将来」に目が向いてるなんてすごいなぁー、うちは「そんなん分からん」って言います(笑)楽しみですね☆