福田ゆきのブログ。

　　

そもそも　娘が「とんかつの武蔵」のトンカツを食べてみたい！
というところからこの予定を決めた。

土曜日（今日）のランチに「とんかつの武蔵」へ
「トンカツ」を食べに行く約束をしていました。

そのお店から、娘の誕生日サービスとして
10%offとオリジナル調味料がもらえるハガキが届いていたから尚更。


私が「とんかつって明日だったよね？」と確認すると

娘は「うん、でも武蔵丸でもいいよー」と言い出した。

「武蔵丸」というのは、同じ「武蔵グループ」が経営する

ちょっと質のいい回転寿司。

「このハガキ、武蔵丸でも使えるから〜」と。

「ふ〜ん、じゃあ、どっちにするの？」と聞くと

「どっちでもいい」と。



私にして見れば、自分から選択肢を増やしておいて
「どっちでもいい」とは　どういうことだと思い

「どっちに行きたいか決めてくれないと」

と言うと

「なんでアタシばっかり？ママはどうなの？」
とナゼだか怒り出した。

「元々、アナタが武蔵のとんかつを食べたことないから
行きたいって言ったから予定したんだよ。どうするの？」


私は、どうしても筋道を立てた話し方をしてしまうので
それが怒れるんでしょうね。

「選択決定」することが苦手な娘の性格（以前のブログに記載）を
なんとかしたいという気持ちが強く

「どっちでもいいんだったら、そこからどちらかを選べばいいんだよ、自分で。」

と説教じみてくると「なんで、そんな選ぶ練習をしないといかんの！」

と怒りは増強。



そのうち「もう明日は行かない！」となり

「ああ、もう行かないよ、やめた、やめた。」と言うと

飲んでいた豆乳のパックを、私の事務所にバシっと投げ捨てた。

「その態度はなんなんだ！」と私も立ち上がる。



そこからは、書くと長くなるので想像してほしい。

娘は泣き出し、物に当たったり　私に手や足を出してきた。

もちろん、私に敵うわけないのですが、口でも敵わないので

物に当たるしかないのだ。



１階にいる母はビックリして、２階に駆け込む。

「どうしたの？何があったの？」とオロオロ。

娘は　過去の話を持ち出して

大泣きして「こんな家嫌だ！」と言い出した。

「そんなに嫌だったら出ていけ」とわたしは言い、娘は身支度をし家を出た。




「こんなにくだらないことで家を出るの！」と言うと

「だって出てけって言ったじゃん！」と。





母は過去のトラウマで「帰ってこなかったらどうしよう」と泣き出す始末。

父に話すと、寝込んでしまいそうなので　あえて話さなかった。




私は「大丈夫、きっと友達の家で寿司かトンカツかで喧嘩になった
と話したら、笑われて冷静になったら帰ってくるよ。もし　昔のように
なるんだったら、全然　大人になってないし、それではダメだと思う。
もう１７歳になったんだし、そのくらいのことは分からなきゃ。」

と娘の心の成長を信用し期待した。


「怒り」には深呼吸が必要で
「沸騰中」には何を言っても増強させるだけだ。


ほとぼりが冷めただろう時間を見計らって「メール」をした。22:30


「バカにした言い方をしたママが悪かった。ごめんね。
明日は予定通りトンカツを食べに行こう。
２階のカギは開けておくから、帰っておいで。
夜は危ないから気をつけるんだよ。」


23:20　娘から返信が来た「あしたかえる」



そして、昨日の朝　帰って来ました。

ちょっとモジモジしながら　ニソっと笑って

「わたしもごめんなさい」って。



聞いたら　はるばる新城市の友達の家にいたらしい。
親御さんにお礼をしなきゃ。




そして、無事に




トンカツを食べに行きましたとさ

めでたしめでたし。