福田ゆきのブログ。

　　

最近の日本は、どこに行っても外国人だらけです。

先日の関西旅行もそうだったんですが、その中で

外国人と触れ合う機会が２度ありました。



ひとつめは、１日目のこと。

「京都駅」から「大阪駅」に向かおうとしている時。

わたしは、方向音痴だし　電車慣れもしていないので

「京都駅」から「大阪駅」へは、まず「新大阪」まで行かないと

行けないと思い込んでいました。



なので、「新大阪」行きの電車を探し、

きっとここだろうホームに並んでいると

まったく日本語が話せないらしい中国人らしき女性の２人組みが

電車を指差し「サカオー？」「サカオー？」と聞いてきた。



まったく何を言っているのか　分からなかったのですが

サカオー　サカオーと繰り返して言ってみると「オーサカ」になったので

「大阪？」と聞くと　「オーサカ！」と嬉しそう。


「あ〜、わたしたちも大阪駅行きたいんだけど、新大阪で乗り換えるんじゃないかなー」と

日本語でブツブツ言っていても、彼女たちには伝わらない。


わたしは、「シンオーサカ　で　トレイン　チェンジ！」みたいに

単語だけ英語で、説明をしていると

「エ？　トレイン　チェンジ　シナキャイケナイノ？」的な表情。

それを聞いていた　近くにいたおばさんが

「この電車　大阪駅にも行くんじゃないかしら？」と。

「本当ですか？実は私たちも大阪駅に行きたいんです！」と言うと

おばさんは、確信はないみたいで、近くにいる　別のおばさんに聞いていた。

だけど、「よく分からない」という回答だった。



中国人の2人組は、スマホで　自分たちの行き先を見せてきた。

わたしたちと同じ「梅田」のホテルではないか。


よく分からないが「きっと大阪駅にいくだろう」と言うことで

「ココデ　OK!　OK!」と彼女たちに伝えた。


乗り込んでから不安でしたが、アナウンスで「大阪駅」と言っていたので一安心。

おばさんも近くにおり「止まりますね、良かったですね。」と優しい声がけ。

イイ人に出会った






ふたつめは、３日目の「新大阪」駅でのこと。

ホテルを後にした朝、スーツケースを駅に置いていこうと

ロッカーを探していました。



休日（祝日）なので、ロッカーも早くしないと満室で見つかりません。

1ヶ所目は満室。２ヶ所目に空いているところを発見。


荷物を入れようとしていると、先に荷物を入れていた

アジア系の男性＋女性２人がなんだか困っている様子。


「ドウシタンデスカ？」みたいに表情で話しかけると

「ニモツヲ　イレタケド　シハライガ　デキナイ」と。

私たちの荷物は後回しにして　機械をピコピコしてみるが、

確かに、荷物を入れてロックされてしまったのに

ナンバーの表示もされないし決済ができない。



「イッタン　キャンセル　シマスカ？」的に話して

キャンセルをしようとするけど、それもできない。



その間に、同じようにロッカーを探している人達が

２組押し寄せた。　困ったアジア人に目もくれず

自分の荷物を詰め込み、淡々と処理を進めた。




そんな、様子を娘は見ていて、急に姿を消したと思ったら

こんな人ごみで見つけるのも大変だろう「警備員」を連れて来た。


「オ〜！　スタッフ！　スタッフ！」と

まるで、わたしが手配したかのように　アジア人に伝えると

とても笑顔で感謝された。




「よくこんな人ごみで見つけられたね！的確な判断だよ！」と娘を褒めまくると

ちょっと得意げに　少し恥ずかしげに　そして嬉しそうな態度で

「ママの英語おかしい！」と言われました。




「こういうことがあると、英語をもっと勉強したくなるでしょ！」と

娘に振ると「そうだね〜」と軽蔑の眼差し。




助けたのか、　助けられたのか…

良い社会勉強になりました