2015年01月04日
「地のはてから」。

先日、浜松で従姉妹たちと食事をした時に
ワゴンで「古本」が売っていた。
“1冊100円”
分厚いビジネス書から文庫本まで置いてあった。
そこで見つけたこの本。
上下巻そろっている。
中をパラパラみると、あの 新書でページがくっついてる(分かる人にはわかる)
ようになっていたので、結構の美品。
つい安さに魅かれて買った「本」。
内容は、地味ながらもグイグイ引き込まれる。
止まらない…。
時代は、明治末期から大正、そして終戦までのおはなし。
貧しい一家が、生きて行くために北海道の開拓民になる。
お父さんの死から、新しい家族。
口減らしの「奉公」。
家族の「死」。
「地のはて」から必死で生き抜くことを描いた本。
二晩で読了。
久しぶりに読み応えがあって面白い本に出会えた

開く本が違う!!って怒られそうですが…
