2017年05月17日

匂いと記憶。

  

人間の記憶をつかさどるモノ

「音」「味」「感触」「映像」などありますが

一番記憶に残りやすいものって何だかわかりますか?


それは「匂い」なんだそうです。


「匂い」は、一生懸命 覚えようとしても覚えられるものではありませんが

「脳」は しっかりと記憶しているそうです。





ある匂いを嗅いだ瞬間、

過去にフラッシュバックしたような経験はありませんか?




匂いフェチの私は、なんでも まず「匂いを嗅ぐ」習慣がありますが

先日、ものすごい「匂い」に遭遇しました。





あれは、山手線だっただろうか。



昼過ぎの車内は、満員とまではいかないにしても

ある程度 人が乗っており、私もつり革を掴み立って乗っていました。



とある駅で、体の大きな 年季の入った服装のおじさまが乗ってきました。

その瞬間!!


「ゔ」と息のできないくらいの匂いに支配されました。

なんとも表現しがたい、鼻が曲がるような強烈な匂いで

近くで嗅いだら気絶してしまうんではないかという臭さ。



おじさまは、座るところがなかったので 入り口付近に立っていたのですが

おじさまが乗り込んだ瞬間、まるで水滴を水面に落としたら

ファ〜っと波紋が広がるように、周りの人がキレイにいなくなりました。


おじさまはキョロキョロし、ひと気のなくなったイスに腰掛けると

さらに周囲の人はいなくなり、この車両だけ見事にガラガラ状態になりました。




私もキョリを取った一人ですが、締め切られた車内は

拷問のような匂いで充満。



電車を降りてからも、暫くの間

この強烈な匂いは、私の鼻をまとわりついて

なかなか離れてくれませんでした。




きっと私の脳の「NGな匂い」の引き出しに記憶されたことでしょうkaeru



     
  
タグ :匂いと記憶


Posted by yuki  at 06:00Comments(0)ちょっとした。