2018年10月16日

みちのく一人旅〜3

   
青森の旅も最終日。

この日は朝9時から雨予報だったので

カサを持っていない私は4:30に起床し、5:00過ぎから

歩いて2km先の「弘前城」へ向かいました。




まだ雨は降っていません。ラッキー

弘前城の情報を入手していなくて、戸惑ったのですが




おもむろにポツリといてあるおもちゃのような「天守閣」??

これで、敵から守られるのか?



実はこの時、石垣の工事中で、曳家で天守閣だけ別の位置に置かれていたんです。




見晴らしの良い弘前公園では、

ラジオ体操のおじさんおばさんが集まっていました。


……………

1時間程度の散歩を終え

ホテルに戻り、朝食を済ませ(せんべい汁美味しかった!)

向かうは「青荷温泉」。


山奥も山奥、細い山道に入って8kmも先にあります。

電波は入らないし、車はすれ違えないような細道だし

雨は降って来るし、途中から舗装されていないガタガタ道になるし

すごく恐怖!

行ったはいいけど、帰れるかしらと心配になる。




温泉に近づくと、道が舗装されだし、視界が明るく開かれます。

そして、車乗り入れ禁止な急な坂道を歩いて下ります。



ここ、ランプの宿といって

ランプの灯りしかないお宿らしいです。

「湯めぐり」ができるのですが、時間的に2つのお風呂しか入れなくて



まずは「内湯」




貸切状態でしたので、撮影しました。





無色透明、無味無臭ですが、ヒバ造りの風呂なので

ヒバの香りに包まれます。

癒される〜



そして、「兼六の湯」




こちらは浴室全て総ヒバ造り。


露天風呂もありました。



この五右衛門風呂、絶対入りたくなりますよね。


もちろん入りました。


結構、外から丸見えです。



こんな景色。



あー天国!

日々の心と体の疲れを流してきました。


……………


そして、次なる目的地へ車を走らせる。




リンゴ畑が可愛らしい「常田健土蔵のアトリエ」


実在する画家をモチーフとした小説「ひこばえに咲く」を

読んでから、気になっていた画家。

開館日も少なく、たまたまこの最終日にやっていたので

予定を組み込んで行くことができました。




身内の方が有志で開館(運営)しているアットホームな美術館です。




農民を題材とした絵が多くあります。

全体的に丸みを帯びたタッチとくっきりと境界を引く黒い線が

特徴的で、温かみがあります。


常田健さんが実際に使っていた「土蔵のアトリエ」も見せていただきました。



ほぼ、当時のままの状態で保存しています。








…すごい、ドキドキします。



そして、また移動。

買っておいた(青森といったら)アップルパイを頬張りながら。





で、五所川原の「立佞武多の館」へ。




高さ23mもあるんですね、ど迫力!!

ここまで大きいとは思っていませんでした。










詳しいことは書きませんが、ねぶたの歴史を初めて知り

すごいなあ!と思うと同時に青森の人たちのパワーを感じました。


ここは、ねぶたの「置き場」でもあり、実際にここから

この巨大な23mのねぶたがお祭りに出陣するんですよ。




さて、旅も終盤、お腹が空いたので




「焼干しラーメン」を食べて
(喉越しに煮干しっぽい苦味があります)



青森空港へ。

出発時間まで1時間程度あったので、空港内レストランへ。


なんと、幻のお酒「田酒」発見!!




1合1,500円もしましたが…

せっかくなので。



フレッシュな甘みと酸味がすごく私好みでした。





変わりゆく窓からの景色を見ながら

あーゴミゴミした都会に帰ってきたな、という感じ。




今年もあと二ヶ月ちょっと。


頑張ろう!

【完】




    



  


Posted by yuki  at 06:00Comments(0)旅行記