2011年09月26日

精神力。

  

昨日のテニスの試合を見て、いろいろな意味で
勉強になった。

プロの試合というと、上手さはもちろんのこと
あとは、本人達の「精神力」や「戦略」にかかっているのだと
いうことが、見ていてよくわかった。


シングルスは、1対1の戦い。
試合の中で、「大事なポイント」があり
どうしてもココで取っとかないと!というところに
限って、ダブルフォルトを出したりミスをして
失点してしまう。
これには、本人が感じるプレッシャーや人間的な
「精神」の部分がとても関係していると思う。
「プロ」といったって、20代の娘である。

やはり、経験のある年齢の高い選手のが
その辺は丈夫だったりする。

シングルスは、試合の合間の休憩でも孤独だ。
励まし合う仲間がいないし、頼りにしている
コーチも近くにはいない。
これでは、押され気味だったら、かなり精神的にも
やられてしまうだろうと見ていて思った。


逆にダブルスでは、励まし合う仲間がいる。
2人の力を合わせて戦う!
ミスしても、良いプレーをしても
お互いに声を掛け合い、手と手を合わせる。
それでも、きっと内心では、
相手に迷惑をかけないようにと
一人じゃない分
プレッシャーを感じているのだろう。

今年は双眼鏡を持っていったので
選手の表情を
しっかりと見ることが出来た。
ミスしても、「次頑張ろうよ!」と笑いあっている様子、
眉にしわを寄せて、真剣に「戦略」を立てている様子。

見ているこちらにもとても緊張感が伝わってきた。

シングルスでは、ほとんど「感情」を
オモテには出さないが、ダブルスでは、思いっきり
悔しい態度をあらわしたりしていたから
その辺の違いも面白かった。


あの、クルム伊達公子でさえ、大事なところでの
ミスがあるのです。

やはり、人間ですから。


そういったところが「スポーツ」を観戦する
醍醐味だったりするんですよね。


       
タグ :精神力戦略


Posted by yuki  at 18:06Comments(2)ちょっとした。