2017年06月23日
恵みの雨と日光巡り。
宇都宮の朝。
分かっていましたが、雨降り。
ひどくならないといいのですが。
宇都宮駅から「日光線」に乗り「日光駅」を目指します。
約50分。

JR日光線は、駅も電車もレトロな雰囲気にデザインされていました。
雨はすでに大降り。
今回の栃木入りのお目当ては「日光東照宮」なんですが
ここから歩くと30〜40分かかるという。
しっかり歩くつもりの服装をしてきてはいますが
ここは「タクシー」を。
そしていきなり東照宮前(笑)

こんな雨なのに、小学生の団体や
観光バスの団体でごった返していた。
徳川家康が眠るといわれている「日光東照宮」に一度来て見たかったんです。

写真でもわかるように、雨が激しく 写真を撮るのも一苦労。

見ざるいわざる聞かざる




とにかく どこもかしこも葵の御紋がついており
建造物には 細かい細工が施してあります。
天気のいい日に、もっとゆっくり見たかったな。
靴の中から、膝下までずぶ濡れ状態。
そして寒い。。
東照宮から少し下った所のカフェで暖をとる。

行きはタクシーで来たけど、ここまでずぶ濡れなら
せっかくだから帰りは歩くことにした。

歩いた方が楽しいね。
雨は太ももまで浸透している。

こんな状況の時に母から電話があったので
「今栃木県にいるよ〜!日光だよ。」と言うと
「日光にいるなら、華厳の滝に行かなきゃ!」と言われて電話を切る。
「華厳の滝」はどこにあるのだ。
小腹が空いたので日光名物「ゆばむすび」を。


ゆばに大して魅力を感じませんが、せっかくだから。
でも、思った以上に美味しかった。
お店のおばさんに「華厳の滝はここから近いですか?」と聞くと
歩いてはいけないけど、目の前のバス停から40分くらいでいけるよと。
だけど、滝がキレイに見えるかどうかは「カケ」なんだそう。
「せっかく愛知から来たんなら、行っておいで」と言われたので
行くことにしました。
行く途中で「いろは坂」と言う
くねくねの山道を越えて行きます。
カーブはカーブでも、全てがヘアピンカーブ。
後ろの方の座席に乗っていたので 若干気分が悪くなりました。
やっとの思いで着いてみると、雨はさらに本降りだし
風まで出てきてしまった! 最悪の事態だ! でも恵みの雨なんだ!
ここまでする自分がおかしくも、目的の「華厳の滝」を目指して歩いた。
え?
滝はどこ??

…。
心の清い人には…見えるはずです。
私には見えていますよ

とにかく寒すぎる!
トンボ帰り。

だだっ広いバス停が寒さを増強させる。


帰りは一番前に。
下りカーブの怖いことったら。
日光駅から宇都宮駅へ移動。
この寒さをどうしてくれよう。
ずぶ濡れの上に、バスも電車もエアコンがかかっている。
暖房にしてほしい!
足の先はかじかんでくるし、指先は感覚がない。
そんな時に、宇都宮駅周辺に「温泉」があるよと言う情報を入手した。
宇都宮駅からバスで10分程度。
だけど、10分経ってもつかない。どうやら乗るバスを間違えたらしい。
それでも どうにかして到着。

靴の替えも、着替えもあったので 暖はとれたし
すっきりポカポカと生き返りました

苦労して来た甲斐あり!
ただし、のんびりするのも束の間
帰りの時間がタイトになって来ました。
宇都宮から東京駅までは1時間近くかかるぞ。
バスはよくわからないので「タクシー」を呼んだのですが
近くの車が出払っており行くのに20分はかかると。
気持ちが焦る。
そして宇都宮駅で東北・北海道新幹線の切符を買おうと
「みどりの窓口」へ行くと、長蛇の列

私の乗りたい電車の発車まで12分しかない。
5分前に購入。走れ、走れ!
そして無事に着いた東京駅では、この大雨による列車の運休や遅れが多発しており
迷えるサラリーマンでごった返している!

結果的に40分の遅れで乗車できましたが
すごいな〜と感心するのは
それぞれ時間のズレてしまった列車同士がぶつかることなく
システム調整の上で、可動していくんだなということ。
切符の払い戻しをした人が多かったのか
私の乗った列車はガラガラ状態でした。
という恵みの雨がもたらしたドキドキ「栃木旅行」でした

自分へのお土産はコレ。

家康公御筆「堪忍」