2018年04月16日
接客の最骨頂「塚田農場」
昨日は所用で娘と大阪へ日帰りし
夕方、名古屋駅前で夕食を食べました。
たまたま見つけた話題の「塚田農場」へ。
宮崎県のお店です。
名古屋にも出店しているとは知りませんでした。
何が話題かというと、以前テレビで拝見したのですが
来店すればするほど、お客さんの肩書きが昇格していくんです。
初来店は「主任」、2回目は「課長」、5回いくと「部長」…
というように昇格すると、サービスもついてくるという
面白いシステム。
さてさて、どんなお店なのかな〜

歯ごたえのある、プリプリの地鶏が人気で
写真奥の黒っぽい地鶏は名物「じとっこ」。
まず、「本日のご来店は初めてですか?」から始まり
「今日は何帰りなんですか?」と若い女性スタッフが笑顔で聞く。
「大阪へオープンスクールに行ってきた帰りなんです。」と言うと
「ということは来年、大阪に行かれるんですね!頑張ってください」と。
すごい、会話のできるスタッフだな〜と感心していると
「そろそろお肉の味が重たくなったと思うので、大根おろしに
日向夏を加えたさっぱりしたものを持ってきました。
このままでもいいですし鶏肉と一緒にも食べて見てください。」と。
頼んでもいないのに、こんなサービスまで!
そして、食べ終わって 鉄板を下げたなぁ〜と思っていると
「先ほどの鉄板にお肉の旨味脂が残っていたので
ご飯を炒めてきました。私からの気持ちです!」と、

こんなメッセージ付きのライスをプレゼントしてくれました。
娘と二人で大感激!
二人に好評だったメニューはコレ

「鶏とアボカドのわさび醤油」
トロトロうまうまです。
その後、他のテーブルで誕生日の方がいたみたいで
店内のみんなで「おめでとう」の大喝采はもちろんのこと
横断幕が登場して、そこには「生まれてきてくれてありがとう」の文字。
年配の女性のお客様は感動で泣いておられました。
食べ物も美味しい、スタッフの活気や笑顔サービス、言うことなし!
そして、会計をお願いすると
お茶が登場して
そして「本日はご来店ありがとうございました!
これは私からの気持ちです!」と

こんなメッセージプレートが登場したのです

ここにきてようやく謎が解けました。
来店すぐの「何帰りですか?」の質問から
帰りのメッセージプレートまでのストーリーが完結しました。
振り返ってみれば、注文で呼んだり
料理を運んだり、スタッフはたくさんいるのに
いつも決まった女性スタッフでした。
各テーブルを1人が担当しているのかも知れません。
そして、それぞれのテーブルのお客様の
本日の「状況」を端的にですが把握しており
それに対して愛あるメッセージをプレゼントしてくれたのでした。
本当に、素晴らしい接客だと二人で感動し
とっても気持ち良く、「いい日だったね!」と締めくくることができました。
おそるべし「塚田農場」!
絶対にリピートするお店です。
記念に撮ったツーショット…
メニュー表のおじさんの写真までもが反応して
ウサギちゃんになっていました(笑)
