2018年09月26日
読書:原田マハ「暗幕のゲルニカ」

原田マハ著は「楽園のカンヴァス」でファンになりました。
「奇跡の人」も面白かったです。
そして「暗幕のゲルニカ」
とにかく!!
面白いです!!
この三連休に読み上げました。
ありきたりですが私ピカソの絵が大好きで
特に晩年の頃の絵が好きです。
青の時代や、ゲルニカの時代、様々な時代で
絵の形相が見事に違います。
晩年の頃の絵には「鳩」がよく登場し
実は、このピカソが描いたらラフスケッチの「鳩」のポストカードを
大切に持っていますが、このイラストがこの本にも登場するんですねー
ゲルニカの実物は見たことありませんが
この本を読むと、スペインまで観に行きたくなります。
とにかく絵画好き、ピカソ好きの人には
たまらなく面白いアートサスペンスです。
時代はアメリカ同時多発テロの2003年と
スペイン内戦中の1937年が同時に進行していきます。
登場人物や出来事は実在の人物やノンフィクションの部分も多くあるので
リアリティーがあります。
読んでいるとグイグイ引き込まれます、オススメ!


2010年に初めて行ったNY MoMAの写真。
立体アートばかりだった気がします。