2017年04月12日
勝てる土俵しか立たない。
娘は、幼少時代
運動に関しては 他の子より群を抜いてできる方だった。
年中くらいから、補助輪なしの自転車も一輪車もスイスイ乗りこなしていた。
足も速く、リレー選手やマラソンでも上位に入っていた。
小学校に上がり、低学年のマラソン大会では5位以内に入っていた。
だけど、高学年になったあたりから
「陸上部」に入った子たちが急激に伸び出し
娘は10位以内も怪しくなって来た。
確か5年生の時、そんな状況から「土俵に立たない」選択をした。
要するに「仮病」だ。
何度も押し問答をし、泣いて泣いて
仮病と分かっていながら、私は娘の気持ちを尊重した。
中3の部活動でも同じようなことがあった。
………………………
高校2年生になり、新しいクラス 新しい学科が始まる。
その中で希望者だけ「カラーデザイン検定」を受検することができるという。
娘はこう言った。
カラーデザイン検定を受けたいんだけど
受検日が6月の期末テスト初日の前日じゃんね。
カラーデザインの勉強も並行してやると、期末テストがおろそかになって
どっちつかずになりそうだから、受けるのやめようと思う。
それに受検料が7,000円もするだよー。と。
「いいじゃん、7,000円でも。」と言うと
「えーー!!7,000円だよ!!落ちたらもったいないじゃん。」
「だったら、カラー検定をやめたら期末テストでクラス1位を取れるの?
そのくらいの気持ちがあるなら、やめればいいよ。」と言うと
「まだ、時間があるから考える…(怒)」との返答。
結局 考え直したのか「受検」すると報告があった。
「たぶん無理だろう」→やる前から諦める、逃げる
こういうところは、私にソックリで困る。
負けを知ってこそ、真の勝者になれる!

写真は、娘が作ったチョコがけスコーン
