2017年08月28日
読書「孤高の人」
8月初旬に読んだ「夏の旅人」に続き
新田次郎著「孤高の人」を読みました。

上下巻。
時代は、「夏の旅人」とかぶっており
登場する時代背景の人物も同じだったりします。
「山」をテーマとしているところも同じですが
「夏の旅人」は戦争色が強く
「孤高の人」は山を舞台とした
単独行の加藤文太郎の短い生涯を描いています。
実話を元にしたストーリーはリアリティーがあり
先の前書きから結論からわかっているだけに
読み進めるのが苦しくなってきます。
切ない結末ですが、孤独を愛する加藤文太郎の生き様は
無骨ながらも清々しさを感じます
