2018年03月03日
環境の変化を嫌う。
慣れ親しんだ環境や状況を変えるのは
年齢を重ねれば重ねるほど難しい。
長く2階の一室を使っていた父が
今回の事故から、1階に替わろうと考えている。
この話は、事故をする前からあったのだけど
やはり慣れ親しんだ環境はなかなか変えられない。できれば変えたくない。
でも、今回の事故がきっかけで
ようやく重い腰をあげることとなった。
これを実現するのに、詳しくは説明しないけど
父母、私と娘の4人すべての部屋が入れ替わることになる。
これは大騒動だ。
そうなると、それぞれ「不服」が出てくる。
「あれが嫌だ」「これが嫌だ」
「これは変えたくない」「あれは変えたくない」…
最初はあることに関して不服を唱えていた娘が
父と話をしてから私にこう言った。
「あーやって言ったけど、それは自分らのことしか考えてなくて
じーちゃんやばーちゃんの立場になったら、自分らの思いは
ただのわがままだと思えた。だから、ばーちゃん達の言う通りにしよう。」と。
なんてできた子なんだ
言われてみれば、私たち(私と娘)は
私たちがどう快適に過ごすかしか考えてなかった。
まるで被害者のような気持ちでいたのは確か。
少しくらいの不便は仕方ない。
みんな、何かしらの不服があるのだから。
相手を思いやる気持ちを忘れてはいけないね。

写真は2日前に出したおひなさま。
2歳くらいの頃、どこでもよじ登ってしまう娘が
おひなさまのぼんぼりをしゃぶってしまったのを
おひなさまを出すたびに思い出します

